〇〇の秋。

秋という時候が、何をするにもぴったりだからこそ言われるのだと思います。

最近、嬉しいニュースが飛び込んできました。

以前、私が勤務していた職場の主任部長先生が、論文を上梓なさいました。

偉くなっても論文を投稿し、社会貢献に努める姿を尊敬いたします。

自分自身も、知識や経験を含めてきちんと社会にフィードバックできる医師になりたいですね。

 

さて、前回のブログでも書いたように、最近の読書量を確認してみました。

お盆のころからのおよそ2か月半で読んだ本は、たったの10冊!

もう何冊かはあるかもしれませんが、週1冊程度と自分の中で活字離れが進んでいるように感じます。

 

まあ、そんな話は置いておいて・・・

そう、以前からやってみたかったこと、やっちゃいます!

底の浅い私の独断と偏見でやっちゃう、エセ書評コーナー!!! ※批判はご遠慮ください(笑)

勝手にその気になって、10冊をぶった切ります!!

 

①インド不思議研究

ちょっと昔の本です。夏ごろに、インドの風習などが気になり、ネット上のサイトを見つけては読んでいた際、この本の著者のエッセイが面白かったため古本で購入しました。

専門的な解説本ではなく、いち日本人として覗いたインドの市井の姿がそのまま描写されているような本です。インドが好きで、インドに浸かった人にしか書けない一冊。とても面白く読めました。

②不死身の特攻兵

毎年、終戦記念日のころにあわせて1冊は戦争の本を読むことにしています。

今年は特攻についての本にしました。

戦争、特に特攻についての本を読むと伝わってくることがあります。

まだ足りない。まだ書き切れていない。そんな悔しさにも似たような思い。

我々は、いつになったらこの事実を余すことなく言葉にすることが出来るのでしょうか。

いつかその日が来たら、我々は戦争から卒業できるのかもしれません。

③スマホを落としただけなのに

関西に仕事で出かけた際、時間つぶしに駅の本やで偶然購入した1冊。

最近、北川景子さん主演で映画化されたようですね。

ストーキング、デジタルタトゥー、シリアルキラー・・・

それらの社会的脅威がスマホを落としたことで主人公に降りかかってくる、現代的サイコホラー。

わが身にも降りかかり得るという事実が、一気に読み進める原動力になってくれました。

ぼく個人的には、もうちょっと文体がスリムであっても良いとも思います。

ネタとしては、まさに映画化したくなる内容満載です。

セキュリティーについて無頓着な方が多い私の父親母親世代には、ぜひ勉強の意味も込めて読んでいただきたい1冊です。

④史記入門

これはだいぶん古い本です。1985年4月10日初版です。

父の蔵書ですが、今回は3度目の通読になります。

司馬遷について、かなり硬派に書き上げられています。

このシリーズは全巻ありますが、個人的に司馬遷についてのこの巻が好きで、時々読みたくなります。

興味があれば名著になり、興味がなければ睡眠薬になる1冊です。

⑤でんでら国

江戸時代後期、東北の寒村の話。

武士と農民の知恵比べ、というより被支配階級が支配階級の締め付けをすり抜けようとする様が描かれています。

陰鬱さなどはなく、はつらつとした農民の姿は、支配しているはずなのに、締め付けられ息苦しい武士の生活をよりくっきりと際立たせます。

どこか、今の日本にも重なる部分がありそうです。

最後の最後まで面白い1冊です。

⑥眠れないほど面白い古事記

本当に眠れないほどなのかは別にしても、古事記をわかりやすい読み物にしてくれています。

ビギナーには入門書としても最適な1冊。

そして、好きなのに登場する神々の名前を覚えられない私。この手の本を何冊読んでいても永遠のビギナーです。

⑦神童は大人になってどうなったのか

作者が実際の神童をフォローしていき、きちんとその神童たる有様を分析している本です。

一般的に有名な方から専門的な領域で才能を発揮された方まで、数々の日本人の神童っぷりが明らかにされています。

現在も一線で活躍されている神童までも取り上げられている点がさらに面白く読ませてくれます。

あまり立ち入ったことを書くと問題になりそうですが・・・・

現在の唯一の女性閣僚であるK氏。最近、口利きとお金の問題で少し世間をにぎわせているようですが、この本に書いてあるような人間であれば多分、そんな世俗的なことに興味はないのではないかな、とも感じました。やったのかもしれませんし、やってないのかもしれませんが、おそらくご本人としてはどうでもいい扱いのカテゴリーに分類されるんだろな、と。

神童として本に取り上げられる方ではありますので、スキャンダルなどで時間を浪費するのではなく、全力を投じて地域創生などの仕事に没頭していただければなあ、と一市民として願うばかりです。

(政治にまつわる話は好きではないので、本筋に戻します!)

⑧コンビニ人間

芥川賞受賞作。

社会に上手く適合できない女性が主人公。一般的に「普通」と言われている感覚が欠落しているため、淡々と観察し他人を模倣することで「普通」であるように見せている。

他の登場人物として、男性が一人。やや不衛生な面があり、ストーキング行為をするなど、やはり社会的に問題がある男性。

「普通」がわからないが「普通」の振りができる主人公に対して、「普通」の振る舞いが出来ない男性。にもかかわらず、「普通」とは何かということを誰よりも詳らかに言葉にすることができる男性。その心の叫びに似た言葉が、我々の日常に響く作品。

我々が語る「普通」というものをこれほどまでに表現できる作者はすごいと思います。

ただし、個人的にはそれ程好きな作風ではなかったです。

⑨クラシック音楽全史

こんな本が欲しかった!と思える1冊。

しかも、著者は私の中学校の先輩。

ありがたいことに↓サイン付きです☆

ビックリするほどに丁寧に書かれた内容。

本当にクラシック音楽に無知だったとしても、この本さえあれば一気に中級者以上にはなれるんじゃないかと思います。

文章もまた素晴らしい。地元の依怙贔屓を除いても、誠実な人柄がうかがえます。

正直にいって、本当に驚きました。そして、このような先輩がいることを心から誇りに思いました。

間違いのない1冊です。

⑩ワインの世界史

実は、現在読んでいる最中です。

最初のページから、おっとっと、と感じちゃいました。

文章から才気が溢れて、溢れすぎて溺れそうになっちゃいました。

これはどちらの秀才でしょう、とすかさず確認すると、なるほど納得。

この本は事前にある程度、ワインの知識がある方が読まれたほうが良いです。

私のように無知の状態で読み始めると、情報量に押しつぶされてしまいます。

受験勉強の詰込み型学習が得意な初心者向けの1冊。もしくは、ある程度のことは知っている中級者以上向けの1冊です。

 

 

さあ、全10冊のレビューのようなものをしてみました。

見直して推敲すべきか。

いや、しません。

すべて消してしまいそうだから。

誤字脱字。誤解無理解。すべてご容赦を(笑)